祐希の荒れた息遣いが、ゆっくりと時間をかけて鎮まり、静かな時の流れが二人の間を漂います。
彼は放心した体を投げ出したまま、虚ろな目で由香里に顔を向けました。何かを言葉にしようとしても、唇が微かに動くだけで声が出ません。
由香里は彼の口元に耳を寄せ、小さく頷きながら何かを囁きました。
少年を苛んだ欲望の抜け殻が、妻の優しい愛しみの言葉によって解きほぐされるかのようです。
由香里は、祐希の茎を包むティッシュに手を添えました。吐精を終えたばかりの茎は張りを保ったまま、濃厚な白濁の粘液にまみれています。
上を向いた亀頭が微かに震えます。彼が大きく息を吸い込んだ時、深く割れた溝の先端から、白い精の残液が滴るように流れ落ちました。
由香里は手にしたティッシュで、筋のように垂れた滴を拭き取ります。
彼は恥ずかしさを堪えながら、妻の指先を眩しそうに見つめていました。
私は手を伸ばし、精を含み取った「事後の始末」を妻から受け取ろうとしました。彼女は一瞬、躊躇いの表情を浮かべましたが、拒むことも出来ないまま、差し出した私の手に載せたのです。
手のひらに、少年の熱い温もりが伝わります。溢れ出た迸りを吸い取ったティッシュは、その重さを感じられる程に濃厚な精を含んでいたのです。
妻を想いながら放たれた、まだ女性の体を知らない無垢の精…
私は手の上でそれを開きました。
純白の粘液が柔らかに包まれ、祐希が妻に魅せられた証が微かな香りとなって漂います。
やがては彼にとって初めての女性となる由香里の奥で、この精が脈のように迸るんだ…
この艶かしい温かさを、愛液に潤う由香里の膣が受け止めるんだ…
私は妻に手を差し出させ、若い欲望が染み込んだ痕を開いたまま、その上に載せたのです。
指で触れ、少年の性を感じ取って欲しい…
若く切ない願いが溶け込んだ白い精を…
私が求めていることが由香里に伝わっていたのでしょうか。妻は白い溜まりに人差し指で触れ、なぞるようにゆっくりと動かしました。
年若く純真な彼の姿とかけ離れた濃厚な粘りが、妻の指先に纏わり付きます。
「凄いね… 祐希くん、こんなに……」
それは微かに動く唇から漏れた呟きでした。
彼は放心したまま体を投げ出し、譫言のような言葉を口にしながら、白い痕跡に触れる美しい由香里を見つめたのです。
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