私は祐希と約束した日が来るのを待ちながら、彼が由香里に向ける性の欲望を自分自身の願望に重ね合わせました。
それは、初めてのセックスを由香里の体で果たす彼への妬みかも知れません。
叶うなら再び10代の自分に戻り、今の由香里に初めて体験する性行為の相手となって欲しい…
童貞だった時の私に帰り、人妻の由香里に導かれながら、優しい性の手ほどきでセックスの快楽を教えて欲しい…
過去に遡ることの出来ない私が想い描く夢想を、あの少年は現実の体験として心に刻むのです。私は、妻によって大人に踏み出す彼の姿に自分を重ね合わせました。
由香里は性の欲望を抑えられない少年を、どのような言葉の囁きで迎え入れるのだろうか…
初めての恍惚と快楽に身悶える彼を、妻はどのような表情で抱き締めるのだろうか…
眩い性の悦びを妻に与えることを望むのは、あどけない彼には酷かもしれません。ですが、逞しい男とは真逆にある彼の純真さと幼さが、由香里の心を秘かに高鳴らせているのは間違いありません。
妻でありながら10代の少年を性の相手とする彼女の戸惑いに、私は秘かに昂ぶる期待を抱いていました。
迷いが大きければ大きいほど、心の揺れが激しければ激しいほど、不貞を犯す禁忌の悦びが高鳴ることを知ったからです。
由香里が頑なに平静を装うのは罪の意識を誤魔化すため…
祐希の下腹部から突き出た狂おしい勃起に魅かれる自分を認めたくない苛立ち…
私は寝室のベットの上で由香里を抱きしめ、その体を幾度も愛しました。夫以外の男と結ばれる日が近づくごとに、妻の体は他人の温もりを求めて艶やかさを増していくように思えました。
間もなく祐希が熱い想いを遂げる由香里の肌…
少年の下腹部から突き立つ無垢の茎を受け入れる艶めかしい膣奥…
私は、彼が味わう由香里の体を恍惚の中で辿りました。亀頭の周りに絡む膣口の襞を開き、ゆっくりとその奥へと肉茎を沈めていきます。
生暖かな粘液が潤いとなって反り返る強張りを慈しみ、艶やかな快楽が全身へと広がります。
白い光に包まれるような悦楽を漂いながら、私は10代の頃の自分へと時を遡ります。年上の女性に心をひかれ、行き場のない強い憧れと性の欲望に苛まれていた過去が蘇ります。
人妻での自慰で精を放っていた童貞の私が、時を越えて目の前にいる由香里の膣奥を貫いているのです。
ああ…… 由香里さん… 気持ちいいよ…
自分でするよりも、ずっと… ずっと……
お願い… 僕の精子を受け止めて…
まだ誰にも出したことのない精子が欲しいって言って…
もう我慢出来ないよ… 出ちゃう… 出ちゃうよ……
私の背にまわした由香里の手が抱き寄せようとしているのは、出会った少年のあどけない面影でしょうか。
由香里… きっと今、心の中で祐希くんを受け入れているんだろ…
個室の中で寄り添った祐希くんの姿を目に浮かべながら、彼が一人の男に変わる瞬間を想っているんだね…
まだ女性を知らない狂おしい勃起に魅かれているんだろ…
ああ… 今、由香里が想い描いている光景が知りたいよ……
私は茎を締め付ける膣奥の縮動で、妻の淫らな妄想を察しました。
あの日、カラオケボックスの個室の中で、彼が堪えきれずに漏らす熱い息を思い出しているのでしょうか。
込み上げる至福に浸りながら、10代の私が秘め続けた願いを夢想の中で満たしたのです。
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