私は由香里をベットの上に抱き寄せ、仰向けに横たえました。膝を立てて閉じた両脚に手を添え、彼女の顔を見つめながらゆっくりと開いたのです。
やがて訪れる妻と少年との性行為に心をつのらせていたからなのか、今まで幾度も愛し合った夫婦の秘め事が、まるで初めて結ばれる夜にすら思えました。
「祐希くんはきっと今、由香里の中に挿れたい… 挿れたいって願いながら激しく手を動かしている筈だよ…」
私は妻に顔を近づけ、互いの唇を触れ合わせながら少年の代わりに彼の想いを伝えました。
「三人で会った日の前から、祐希くんは私がメールで送った由香里の写真に魅かれていたんだよ… それを見ながらオナニーしたことも… 知ってるよね… 」
妻は遠くを眺めるような目で小さく頷きます。私に対する遠慮と、彼への慈愛が入り混じる優しげな表情でした。それは性経験が無かった頃の私が自らの欲望を持て余し、手で慰めながら夢想した人妻の姿でもあったのです。
私は舌先を妻の唇の間に差し入れ、柔らかな口内へと忍ばせました。舌が互いを求め合い、一つに溶け混じるような幻想に体を委ねます。もうすぐ祐希の狂おしい茎を受け入れる妻の口内は、淫らで罪深い艶めかしさを纏っていました。
祐希くんの硬くなった勃起を、その口で愛してあげるんだよ…
先から溢れる滴りを舐め取ってあげたら、彼はどんなに悦ぶだろう…
もし、彼が堪えきれずに精を漏らしても、その迸りを全て受け止めるんだよ…
私は譫言のように由香里の耳元で祐希の願望を繰り返しました。
誰も手を付けていない10代の性を癒す妻の舌に自分の舌を絡め、込み上げる妬みを振り解くように慈しみを重ね合わせます。
由香里がさらに私の理想へと近づくんだ…
他人に妻を寝取られ、夫婦を交換し合った私が、もう一人の美しい由香里を目の前に出来るんだ…
不意に妻と過ごした今までの記憶が、霞の中に浮かぶ幻のように心の脇を過ぎていきます。また一歩、私は引き返すことの出来ない深みへ踏み入れようとしているのでしょうか。
用意周到に妻を説き伏せ、彼女の情愛を巧妙に利用しているだけなのでしょうか。
私は早まる息遣いをなだめ、避妊の膜を被せた亀頭を膣口のまわりに這わせました。先の膨らみが谷間をなぞり、温かな愛液が艶となって周りを潤ませます。
少しづつ下腹部を支える力を抜き、突き出た肉茎をゆっくりと由香里の中へ沈めました。彼女を想い、儚い自慰に浸る少年の代わりに、夫である私が反り返る強張りを妻の中へ押し挿れたのです。
童貞の少年が欲望の極みへといざなわれる愛おしい膣奥…
無垢な純白の精を求める柔らかで温かな膣壁…
それは10代の私が幾度も夢想した、未だ知らぬ女性の秘部に対する憧れでした。喘ぎの身悶えを漏らす由香里自身も、膣を貫く夫の強張りに祐希という名の少年を重ね合わせている筈です。
祐希くんの勃起を目に浮かべてあげて…
由香里に恋い焦がれる綺麗な肌色の茎を思い出してあげて…
若い欲望が願いを叶える瞬間を体の奥で感じ取るんだよ…
私と妻は少年との夜を想いながら、白く光る極みの恍惚へと昇り続けました。今、私達の姿を目に浮かべて自慰に浸る祐希にとっても、心の中で馳せる願いは同じ筈です。二人が結ばれる夜がどれだけ罪深いものであっても、永遠の記憶に刻まれる眩いひと時になることに違いはありません。
由香里… 今、祐希くんも一緒だよ…
彼の射精を愛しみながら抱きしめてあげて…
他の誰よりも激しい脈の迸りを受け止めてあげて…
私は掠れ行く喘ぎの中で、少年と交わる妻への想いを幾度も口にしたのです。離れた場所から注がれる熱い飛沫を秘奥で感じ取るかのように、由香里は反らした体を淫らに震わせました。
情愛の溶け込んだ粘液に浸る膣壁が茎を締め付け、性の本能が受精を求めて縮動を繰り返します。
かつて少年だった頃の自分を、まるで由香里が他人の妻として迎え入れてくれるような幻覚に包まれたまま、私は溢れ出る精の溜まりを放ったのです。
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