由香里はベッドの上で、哀願するような祐希の目線を体に受けながら、それを焦らすように指先で髪の流れを整えました。
彼の口元からは若い性の昂る息遣いが漏れ、時折、肩が小刻みに震えます。
妻はなだめるように小声で何かを語りかけると、彼の手を取りバスローブを閉じている帯へと導いたのです。
祐希は帯の端を左右に引き、結び目を解きました。由香里は唇を閉じて息を飲み込むと、少年の成すがままを受け入れるように眼を閉じました。
彼は妻の顔を見つめながら、バスローブの合わせを少しずつ左右に広げました。
白い布に隠されていた由香里の美しい体が枕元の灯りに照らされます。
妻は目を閉じたまま、撫でまわすように肌の上を這う少年の視線を感じ取っていました。彼女は、性行為に憧れる若々しい瞳に肌を見つめられることが、指先で触れられる以上に心を駆り立てられることに気づいたのかも知れません。早まる鼓動を彼に悟られないよう、口元を閉じ、息を押さえつけます。
下腹部に注がれる少年の目を逃れようとしてか、手を秘部に重ねて彼の視線を遮りました。祐希は焦りながら由香里の手を払おうとしましたが、妻は咄嗟に体を捩らせてそれを拒みます。
私は、愛おしい妻の裸体が、若い欲望をたぎらせる祐希の前に晒されていく様子を傍から見つめていました。無上の悦びが胸の奥から込み上げ、少年の昂りと同じ鼓動が体の中を巡ります。
強張った茎に手を添え、その先から浸み出す粘液を塗り広げながら、悦楽の園への扉を開いていったのです。
祐希くん… 由香里を好きなようにしていいんだよ…
今までオナニーで夢想していたことを由香里にしても構わないんだからね…
少年は息をひそめ、戸惑いながらも妻の胸に手を伸ばし、露わになった乳房に指先で触れました。その柔らかさと肌触りを確かめるかのように、ゆっくりと指を動かします。ぎこちない這いずりが乳首を囲み、時折、その柔らかさに魅せられた手の先に力が込められました。
何の性経験も無い不規則な指先の動きが、由香里の気持ちを高ぶらせ、体を強張らせます。閉じていた妻の唇が薄っすらと開き、何かを哀願するような微かな声が漏れ出しました。
祐希にとって初めて耳にするその息遣いが、性の行為に惑う彼の心を煽り立てたのでしょう。乳房に顔を重ね、唾液に濡れた舌を口から突き出して、妻の肌を這いずらせたのです。
一瞬、由香里の体が小さく反り返ります。悩ましさを隠そうとして乱れる吐息は、次第に私にもはっきりと聞こえるようになりました。
きっと妻の秘部には、祐希を迎え入れるための潤いの兆しが始まっているのでしょう。しかし、未熟な彼はまだそれを知りません。欲望に突き動かされるままに舌で乳房を舐め回し、時折、唇を離して息を吸い込みます。
それは由香里が今まで他の男達から与えられたことのない、むしろ経験に自信のある男からすれば、女性に対しては避けるべきと思い込んでいる舌使いなのでしょう。しかし、この時の妻にとっては、真新しい悦びを教えてくれる熱く火照った舌先だったのです。
祐希は、着たままのバスローブの下で硬直する下腹部を由香里の下半身に押し付け、本能のままに腰を揺らし始めました。
もしかしたら、彼自身も欲望を剥き出しにする自分の姿に気付いていないのでしょう。性の欲に急かされ、一刻も早く妻と結ばれて精を吐き出したいとの願望が彼をけしかけているのです。
由香里… 彼の勃起が由香里を欲しがってるよ…
彼の茎が由香里と結ばれたいって悶えてるんだよ…
気付いているなら早く叶えてあげて…
私は自分の茎を少年の勃起になぞらえながら、亀頭から垂れ続ける先走りの汁で濡れた手を動かし続けたのです。
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