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少年の鼓動【01】

祐希との約束の土曜日、私と由香里は昼過ぎに家を出て、車で渋谷に向かいました。待ち合わせの時間は夕方なのですが、それまでの時を妻と二人だけで過ごしたかったのです。

今日の目的は、あくまでも妻と祐希を会わせるためだけです。
その上で由香里が彼をセックスの相手として受け入れたら、翌週の土曜日にホテルで一夜を共にする計画に変わりはありません。

由香里の服装は私からの願いで、涼し気なブラウスと短めのスカートにしました。
少年から見て年上の女性らしい装い… それは、かつての私が思い描いた理想の人妻そのものでした。

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由香里は性の対象として祐希の視線を受けることを次第に意識し、車の中でも落ち着かない様子です。

清楚な人妻としての姿を纏う由香里を前して、何の性経験も無い少年はどのように振舞うのだろう…
想い描いた儚い願望を叶える相手として、彼はどんな視線で妻を見つめるのだろう…

約束の場所に近付くにつれ、私の中を巡る想いは、祐希が抱く願望と重なり合うように同化していったのです。

「ねえ… もし私が拒んだら、彼を傷付けちゃうんだよね…」
「大丈夫だよ… それも彼にとって経験の一つだから」

それは私の無責任な言い訳でした。由香里の体を祐希に与えるのは、私の願望と妻への新たな性体験のため 彼の性的欲望をセックスで満たすことが目的ではないのです。
由香里が最終的に祐希を受け入れなかった場合、私は冷酷に彼を切り捨てて、他の相手を岩崎に紹介してもらうつもりでした。

ですが、既に私自身が彼に対して感情を移入していることに間違いはありません。どうか妻が彼を受け入れてくれるよう、心の中で何度もその事を願っていたのです。

私はコンドームをポケットの中に隠し持っていました。それは、もし予定が変わって今夜、二人が性の関係を持つことになった時に備えるためです。

駅から少し離れた駐車場に車を停め、繁華街の通りを由香里と並んで歩きました。
土曜日の午後の渋谷は、行き交う10代の若者で溢れています。この大きな街に彼らが何かの期待を抱きながら集まる姿は、まるで10数年前の私と交錯するようです。

由香里は緊張を紛らそうとしてか、他愛もない話を続けました。私自身も、次第に約束の時間が迫るにつれ鼓動が高まり、妻の話に対する返事も殆んどが上の空だったのです。

街中で目にする高校生のような男子の姿は、普段の有り触れた光景の筈でした。しかし今の私にとって彼らは、由香里との性行為の相手となりうる存在です。
何人かの高校生や大学生が、由香里の姿を目で追うように眺めます。道端にたむろする若者の中には、由香里を見ながら仲間同士で意味あり気な笑みを浮かべている者もいました。

彼らの中の誰一人として、彼女が夫の目の前で他人に抱かれ、滾る精を体の中に受け入れた女性とは夢にも思わないでしょう。ましてこれから性の行為を前提として10代の少年と逢うとは、想像すら出来ない筈です。

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夫である私が企てた今日の待ち合わせは、彼らですら思いもよらない背徳と不貞にまみれた禁忌の出逢いなのでした。

私は欲望のままに理性を見失っているのでは…
少年の欲望を煽ることで、自分の身勝手な願いを遂げたいだけなのでは…
由香里は私にそそのかされ、大きな後悔を背負うのでは…

不意に沸き起こる躊躇いですら、私の中に込み上げる願望を遮ることは出来ませんでした。
魔性に満ちた誘惑の先にある恍惚の悦びを知り始めた私には、引き返すという選択肢は無いに等しかったのです。

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少年の鼓動【02】

私の携帯に祐希から電話があったのは、約束している時刻の15分前でした。

「祐希です。今、渋谷にいます。川島さんは何時ごろに着きますか?」
「私も渋谷にいるよ。待ち合わせの時間には少し早いけど、これから会えるかな?」
「は… はい、大丈夫です」

私達が既に近くにいることを知った彼は、早る心を押さえ切れずに言葉を続けます。

「あ… あの… 由香里さんも一緒ですよね」
「もちろん一緒にいるよ」

僅かな会話の間から彼の安堵が伝わってきます。由香里が来ると判っていながら、今まで様々な不安と焦りが彼の心を揺さぶっていたのでしょう。

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駅前からの緩やかな坂を上った交差点が待ち合わせ場所でした。
由香里は不安気な表情を浮かべながら、行き交う若い男性を目で追います。彼女にとって、決して自分自身から望んだ訳ではない出逢いが、時が迫る毎に重圧となって覆いかぶさるのでしょう。

「川島さん… こんにちは」

先に声をかけたのは祐希の方からでした。
彼は歩道の脇に立つ私達の横から、緊張したような笑顔を浮かべながら会釈をしました。
不自然な取り繕いをすることもなく、むしろ彼らしい清々しさを感じた程です。

由香里は彼に振り向くと、一瞬、小さく息を飲み込み、慌てて会釈を返します。

「祐希くん、妻の由香里です」

私は平静さを装い、年上の大人として相応しい振る舞いを計算しながら、彼に妻を紹介しました。

「由香里です。こんにちは」

妻は私の横に並んだまま挨拶しながら祐希の姿を確かめました。彼女が押し隠す戸惑いと困惑を私はすぐに感じ取ったのです。

「とりあえず何処かで座って話をしようか」

私は近くの通りにあるカラオケ店に彼を案内しました。周囲の目を遮る個室の中の方が、落ち着いて話が出来ると思ったからです。

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少し離れて私達の後を歩く祐希に悟られないように、彼に対する印象を妻に聞きました。

「大学生って聞いてたけど… 私には彼がまだ16才か17才くらいにしか見えない」

妻は背後にいる彼に気付かれないように、言葉少なに答えます。

「だって… ついこの間まで高校生だったんだから」

私は少し苛立ちながら言葉を返しました。妻の迷いは最初から予想していた筈なのに、私の中には理不尽な焦りが芽生えていたのでしょう。
様々に入り混じる感情を押し隠し、繁華街の中にあるカラオケ店入ったのです。

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少年の鼓動【03】

カラオケ店のカウンターで受け付けを済ませ、私達三人は奥にある個室の中に入りました。

重い防音ドアを閉じると、廊下に響き渡っていた曲の音から遮られた部屋の中が、まるで遠く離れた場所にあるかのように錯覚します。

少年の顔からは先程までの笑みが消え、緊張と不安に満ちた固い表情を浮かべていました。

私は、薄暗く狭い部屋の隅に立ったままの祐希に、ソファーへ座るように促しました。
俯きながら由香里の姿を横目で見る彼の視線は、込み上げる性の欲望を悟られないように押し隠しているかのようです。

「祐希くんの隣りに座ってあげて…」

私は傍らの妻に声をかけました。
妻は狭いソファーに少年と並んで座ったまま、言葉を詰まらせるかのように口をつぐみます。

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両脚を固く閉じるように揃え、手を握り締めたまま膝の上に置く由香里…

心の中では互いを性の相手として意識しながら、揺れ動く理性に縋るかのように平静を取り繕う二人の姿が私の昂りを掻き立てます。
高鳴る心の中で、淫らな姿で重なり合う妻と祐希の姿が浮かび上がりました。

由香里の艶かしい膣奥を若い肉茎で貪りながら、初めて味わう恍惚の快楽に身を震わせる少年…
張り裂けんばかりに硬直した熱い勃起を突き動かし、私が愛する妻の体に濃厚な白い精を迸らせる姿…

それは決して私と祐希だけの願望を想い描いたものではありません。

妻にも、彼の生涯の記憶に残る眩い瞬間の相手となる悦びを、体の全てで感じて欲しい…
溢れ出る激しい精の迸りを受けながら、尽きることの無い若い欲望に身を委ねる至福を味わって欲しい…

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妻にとって祐希との交わりは、成熟した男性からは得ることの出来ない新たな快楽の園へと通じる扉を開くことでもある筈です。
その見返りに、私が少年時代に恋焦がれた人妻と由香里を重ね合わせ、叶えられなかった儚い願いへの執着を蘇らせたとしても何の罪があるのでしょう。
全ては由香里のため… 私は何度も心の中で自分自身にその言葉を言い聞かせたのでした。

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Author:川島ゆきひと
愛する妻を、性経験の無い少年にとって初めての女性とする…

それは私と妻が体験した寝取られや夫婦交換とは違う、甘美で妖艶な香りの漂う出来事でした。
妻の体奥に精を放つ少年の姿は、かつて私が想い描いた儚い願望を代わりに遂げる姿でもあったのです。

このブログでは私の妻と少年との出逢い、二人の性行為について書いていきます。

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