2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

少年の鼓動【07】

愛する妻に向けられる若い欲望を支配する悦びが、私に例えようのない昂りを与えてくれます。
未だ女性を知らない強張りから湧き出る性の欲望が、彼の横にいる由香里へと向けられているのです。

艶かしい秘奥を想いながら垂れる雫が、めくれ上がった皮から剥き出しになる先端を濡れ光らせます。

自慰での快楽しか知らない無垢の茎…
性の交わりを夢想し、濃厚な虚しい精を幾度も迸らせたであろう亀頭…

岩崎などと比べれば、決して逞しさや雄々しさを纏ったものではありません。薄い恥毛や、茎を包む皮膚の鮮やかな色が、彼がまだ未熟な少年であることの証です。

私と比べても、男性としての誇りを傷付けられるものではありませんでした。ですが、それは必ずしも女性に対して与え得る悦びと一致するものではない筈です。
むしろ、若い男性が大人なる瞬間を、熱い飛沫の迸りとともに体の奥で感じる悦びを由香里に与えられるのは彼だけ… 決して私や岩崎ではないのです。

yuki_301_248.jpg

来週の夜、この張り裂けそうな勃起が由香里の体を貫くんだ…
愛液に潤う妻の膣に包まれ、初めて味わう恍惚の射精に打ち震えるんだ…

「由香里… 祐希くんを見てあげて… このままじゃ彼が可哀想だよ」

妻も彼と同じように、私の「偽善」から逃げ場を奪われていました。顔をゆっくりと祐希の方に向けると、その目線の先を彼の股間に下ろしたのです。

戸惑う由香里に見つめられながら、彼は性行為の代償としての羞恥に耐えていました。
少年が小刻みに息を吸い込む度に下腹が動き、突き出た肉茎が上下に揺れます。
私の理不尽な指図に追い詰められ、それでも激しく張り詰める若く熱い茎は、妻によって導かれる快楽の果てを想いながら先走りを漏らし続けていたのです。

妻は唇を固く閉じ、出かかった吐息を呑み込みました。自分と結ばれる若い強張りの猛々しさを目にし、彼女はどんな光景を思い浮かべたのでしょうか。

「祐希くんは今までずっとオナニーだけで我慢してたんだよね。どんな女性を思い浮かべながらしてたのか教えてくれないか…」

彼は縺れる息をなだめるように間を置いてから、私の問いかけに答えました。

「学校で好きだった先生がいて… その先生のことを想いながら… あとは家の近くの奥さんを…」
「あとは? … 例えば昨日は誰でオナニーしたのかな?」

彼は繰り返される私からの問いかけに、身悶えの表情を浮かべたまま、恥辱の告白をしたのです。

「ごめんなさい… ゆ… 由香里さんです… 川島さんから貰った由香里さんの写真を見ながら… だ…だって我慢出来なくて…」

必死に言い訳をする祐希の姿に、妻は一瞬、恥じらいの笑みを浮かべました。僅かな間でしたが、どのように取り繕うべきか迷い続けていた彼女の表情が和らいだのです。

自分の知らない間に自慰の対象とされていることへの嫌悪はありませんでした。むしろ、捌け口の無い性の欲望に苛まれ、自らを慰める他に術のない少年を慈しむものにすら思えたのです。

yuki_301_247.jpg

「私も年上の女性を想いながらオナニーしてたよ… 祐希くんと同じ年の頃は我慢なんて出来なかった」

あの頃、私が幾度も思い描いた人の妻は、彼にとっては隣にいる由香里なのです。

やっぱり同じなんだ… 私も… 祐希も…

由香里の傍らで痴態を晒す彼は、私の身勝手な自虐の生贄なのかも知れません。

「祐希くん、由香里にキスして構わないよ… 恋人だと思いながら優しく、ゆっくりとだよ…」

宥めるような声で、私は彼を促しました。それは先程まで心の中にあった、意のままに彼を支配する欲望からではありません。
私に従い、下半身を露わにした彼が急に哀れに思えたのです。

彼は一瞬、驚きの表情を浮かべて由香里を見つめます。

縋るような願いを妻に託す想いは私も同じです。

まだ心の整理が出来ていない由香里が、私の勝手な願いを受け入れてくれるだろうか…
夫から命じられるままに、見ず知らずの少年と舌を絡め合う自分を拒みはしないか…

由香里は無言のまま目を閉じ、隣の祐希に寄り添うように体を預けました。
それは夫によって痴態を晒すあどけない少年への罪滅ぼしだったのかも知れません。

>> 体験告白や官能小説をもっと見る
>> アダルトブログをもっと見る

コメントの投稿

非公開コメント

No title

[それは夫によって痴態を晒すあどけない少年への罪滅ぼしだったのかも知れません。]・・・・・・そうなんでしょうか?
私は、由香里さんの「母性」か「姉」としての感情の所作だと感じました。それにしても、由香里さんは、素晴らしい女性ですね。

No title

コメントありがとうございます

少年と出逢った頃の由香里は、性を知る年上の女性として接していました。
やがて教師のような女性として… 時には近親の忌むべき関係を続ける姉として…

その関係は時間と共に、幾度も変わっていったようにも思えます。

やがて彼は由香里が受精することを密かに願うようになりました。
少年にとって、それが私の妻と結婚するための方法だったのです。
それが終わりの原因でした。

それまでの出来事を、このブログに書きたいと思っています。

No title

素敵なお話ですね。
私も18歳のとき、バイト先の人妻と初体験をしました。
とても心地よい音なの女性の香であったことを覚えています。
10代の私にとって、30代の女性は、大人で、とてもまぶしく見えました。
初めて、デートに誘ったときは、他人の目が気になって仕方ありませんでした。
ゆきひとさんは、優しい旦那さんであり、寛大な方なんですね。
そんあ奥様がうらやましいです。
ゆきほとさんの告白、いつも楽しみにしております。
私が一番気になるのは、奥さんの由香里さんと貴子さんの女性同士の関係が、どこまで発展したのかきになります。
ゆきほとさんが、言われている「お互いの性器を愛する関係にまで発展しているのでしょうか。
とても気になります。
また、コメントしますね。

初めての女性に対しての思い

初めての女性の由香里さんを
思えば思うほど少年は自分だけの
由香里にしたいと言う願望が芽生えて
くる気持ちはわかります。

少年にとって受精させる事でしか
得られないと思ったのでしょうね(^^;)

若さ故に妊娠させて、ゆきひとさんと
由香里さんと別れさせる事でしか自分の
由香里にする事が出来ないと思い込んでしまう
ちょっと怖い発想に走ってしまう、

その行為での由香里さんの少年に対する
思いとかが知りたいですね、
由香里さんが少しでもそう言う気持ちが有ったのか
又は単なる寝取られ行為の対象だけだったのか

そのことをブログに書き綴ってくれる(^^;)
辛い思いでしょうが楽しみに読ませて戴きます。

Page

プロフィール

川島ゆきひと

Author:川島ゆきひと
愛する妻を、性経験の無い少年にとって初めての女性とする…

それは私と妻が体験した寝取られや夫婦交換とは違う、甘美で妖艶な香りの漂う出来事でした。
妻の体奥に精を放つ少年の姿は、かつて私が想い描いた儚い願望を代わりに遂げる姿でもあったのです。

このブログでは私の妻と少年との出逢い、二人の性行為について書いていきます。

それ以外にも、私が寝取られと夫婦交換を体験するまでの経緯や様々な出来事を他のブログにも書いています。
是非、併せてお読みください。

私の詳しいプロフィールについては、こちらをどうぞ







【記事の順序について】
このブログは、古い記事から順に並んでいます。
最新の記事は最後のページにあります。

目次
章の順に並んでいます
最新記事
由香里について
私の妻、由香里について下のリンク先で紹介します



体験と願望の告白 掲示板
あなたの性体験、心の奥に秘めた願望や性癖、夫婦や恋人同士での人に言えない性行為を教えて下さい。


体験と願望の告白掲示板

アクセスランキング
メール
「川島 ゆきひと」宛
ゆきひと宛のメール送信フォーム
検索フォーム
私のブログについて
私が体験した夫婦交換や寝取られについて4つのブログに書いています。 このブログと併せて御覧ください。

(18才未満の閲覧は禁じます)

サイト「妻が淫らに染まる時」は、それらのブログをリンクでまとめたインデックスです。


妻が淫らに染まる時


愛する妻を他人へ


寝取られた妻の傍らで


一夜妻への想い




Blog Ranking

人妻ブログ集


アダルトブログランキング
相互リンク


愛よりもブルー


京都露出Style


バージンママ


羞恥の風


寝取られ体験談アンテナ
リンク
Visitor
Access
スマートフォンから
下のQRコードを、スマートフォンやモバイル端末のバーコードリーダから読み込ませると、このブログを表示させることが出来ます
QR
RSSリンクの表示
広告エリア