妻に童貞の少年を与えたい…
無垢な少年に、初めての女性として妻を与えたい…
それらは二つとも、以前から私の奥底にある願望です。
たとえ自身の欲望を遂げるための企てであっても、とりあえず由香里は彼と逢うことを承諾してくれたのです。
妄想に過ぎなかった場面が現実に向かって動き始める…
あどけない少年の狂おしい欲望に貫かれる由香里の姿を目の前に出来る…
その光景を想う度に、私の息は乱れ、鼓動が激しく打ち震えます。
由香里の心が変わらないうちに企てを進めたい 焦りに似た気持ちを抑えながら、次の日、私は会社に向かう駅のコンコースで、祐希の携帯にメールを送りました。
昨夜、彼について由香里に話したこと
妻は事前に一度、彼と会いたがっていること
平日の朝にもかかわらず、5分も経たずに彼からメールで返事が届きました。
― ありがとうございます
― 今、電話で話したいんですが、いいですか?
抑えきれない彼の動揺が文面から伝わります。
私は通勤途中であること、夕方頃にこちらから電話することをメールに書いて返信しました。
本当は私自身も、早く事を進めたい気持ちから、すぐにも電話をしたかったのです。しかし、私までもが彼と同じ焦燥の中にいては上手くいかない… 全ての進行は私が決めるんだ… そんな思いから詳しい話しは後回しにしたのです。
それは数ヶ月前、合意の上で岩崎に妻を初めて寝取られた時、巧みな彼のペースにいつの間にか嵌ってしまったことに対する悔しさがあるのかも
祐希から再び返事が届きました。
― わかりました
― 電話は、いつでも構いませんから
― 待ってます
― 由香里さんに僕の写真を見せてくれましたか?
― 何て言ってたか教えて下さい
メールの文面には、祐希の焦りと期待が露わになっています。
私は、意のままに心を揺さぶられる祐希の姿に、岩崎の時とは違う優越を感じていました。
由香里を性の対象として与えられる日を待ち焦がれる少年にとって、私の指示に無条件で従う他はありません。
まるで私は、彼の願望と欲望を内面から思うままに操っているような錯覚を感じていました。たとえ相手が童貞の子供であっても、一人の男に違いはないのです。
目に見えぬ他人の心を支配している実感が、言い知れぬ高揚を掻き立てます。
彼にとって、由香里の体で想いを遂げるために必要な代償…
愛する妻を祐希に与える私に対しての報酬…
何時の間にか私自身も、電話の約束をした夕方の訪れを焦燥の想いで待ち焦がれていたのです。
>> 体験告白や官能小説をもっと見る>> アダルトブログをもっと見る