私はその日からの数日間、妻に祐希との件を話す機会を伺っていました。
その頃は既に、由香里は岩崎との関係を幾度か繰り返し、他人の夫婦と互いの夫や妻を与え合う夫婦交換も経験していました。
他人との性行為が、由香里が保ち続けた清楚な美しさを損なうことはありませんでした。もちろん、それは繰り返される日常生活の中でのことです。
約束した他人との一夜が迫るにつれ、時折見せる由香里の表情に、理性と願望との間に隠し続けた性への抑圧を垣間見ることがありました。
やがて訪れるその時を待ち焦がれるかのように口を噤むその姿は、私が求める理想を叶える妻そのものだったのです。
私はそんな由香里が祐希と交わる姿を想い浮かべながら、性経験の無い茎から放たれる白い精液が妻を陵辱する光景を幾度も心の中で描いたのです。
「由香里… 年下の男に興味ある?」
ある夜、私は妻をベットの上で抱き寄せながら耳元で問いかけました。
「え… 急にどうしたの?」
「由香里はさ… 年下の男と経験したことある?」
妻は私から目線を少し反らしながら、悪戯っぽい笑みを浮かべます。
「前までだったら、きっと内緒にしていたんだろうな…」
「じゃあ… あるんだ?… どんな相手だったか聞いてもいい?」
私の質問をはぐらかす妻を両腕で抱き締めながら、その男との出来事を告白させました。
会社に就職して数年が経った頃、友人達と泊りがけで海に出掛けた時、その中に彼がいたそうです。
由香里は24才、彼は21才でした。
夜、二人だけで人のいない浜辺を歩きながら、遠くに見える花火を眺めていたそうです。
「彼はきっとその時、由香里を欲しくてたまらなかったんだろうな…」
「うん、ずっとそういう目をしてたかも」
「年下の彼の願望を察していたんだ」
由香里は無言のまま頷きました。
込み上げる嫉妬が、思いがけない妻の告白をせかします。
彼女は封印した過去を思い出すように、虚ろな目で告白を続けました。
「きっと私の中に、年下の男の子に対する興味があったのかもね。でなきゃ二人だけで夜の浜辺になんか行かないから…」
私は由香里の告白を聞きながら、その場面を思い浮かべていました。次第に昂る息を押し殺しながら、ゆっくりと生唾を呑み込んだのです。
数ヶ月前までは、妻の口から過去の性経験を聞き出すことなど思いもしませんでした。私の罪深い卑屈な願望が、由香里自身が封じた過去の出来事を密かに詮索し続けていただけなのです。
「由香里… 見て…」
私は下着を下ろしながら、醜悪に膨れ上がった茎を妻に晒しました。
亀頭の割れ目から滴る透明な粘液が、枕元の灯りで濡れ光ります。
妻は強張りに指を添え、ゆっくりと上下に動かしました。滴を指先に塗りながら先端をなぞり、淡い快楽を包み込むように与えてくれたのです。
「あの時も… 彼にこうしてあげたの…」
「彼は… どんな顔で由香里を見つめていたの?…」
「切なくて… 甘えたような… その時の彼がとても愛おしかった」
私は由香里を抱き締めたまま、突き上げるような勃起を彼女の手の中に押し込みました。そして妻の耳元に顔を埋め、震える声で告白の続きを何度もせがんだのです。
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