駅で祐希と別れた私は、混雑した電車の中で今日の出来事を思い返していました。
彼と約束した何枚かの妻の写真をメールで送ると、すぐに返事が帰ってきます。
……写真、ありがとうございます。待ち受けに使っていいですか?……
今、メールのやり取りをしている少年が、初めて経験するセックスの相手が私の妻…
まだ私にはその実感が湧きませんでした。もしかしたら彼以上に私の方が、出来事の急な進展に戸惑っているのかも知れません。
私は妻に対してどのように、10才以上も年下の彼と性行為をして欲しいと願えばいいのだろう…
私の願望を受け入れるどころか、妻は私に対して激しい困惑を抱くのでは…
祐希が、岩崎以上に性的な快楽と満たしを由香里に与えられる筈などありません。キスの経験すらない彼には、女性の導きなしでは挿入すら出来ないかも知れないのです。
10代の頃の私が抱いた儚い願いを叶えるためだけに、妻が少年とセックスするなんて…
由香里にとって、祐希とセックスする意味は何なのだろうか…
セックス経験の無い、若い欲望がみなぎるだけの肉茎が、妻に女としての悦びを与えてくれるのだろうか…
駅で電車を降り、妻の待つ家まで夜道を歩きながら心の中で問いかけました。
私は身勝手で理不尽な願望を遂げようとする葛藤を押し隠し、由香里を説き伏せる言葉を必死に探したのです。
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